- 会期
平成23年9月17日(土)~11月23日(水・祝)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館し、翌火曜日)
9時30分~17時(最終入館:16時30分)≪夜間開館≫
※9月17日(土)~19日(月・祝)・21日(水)~25日(日)は午後7時まで
(入館は午後6時30分まで)- 観覧料
一般1,300円 (1,100円)
高大生900円 (700円)※ カッコ内は20名以上の団体料金
※ 中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方、大阪市内在住の65歳以上の方は無料[要証明]【当日券の取り扱い店舗】
チケットぴあ各店舗 0570-02-9999(Pコード:764-737)
CNプレイガイド、イ―プラス
ローソン(Lコード:54459)
関西ツーリスト(天王寺営業所)- 前売り券
販売は終了いたしました。
販売期間 7月15日~9月16日販売場所
チケットぴあ各店舗、CNプレイガイド、イ―プラス
ローソン(Lコード:54459)
関西ツーリスト(天王寺営業所)、大阪市営地下鉄売店
展覧会概要
本展は、日本近代美術史上屈指の洋画家、岸田劉生(1891-1929)が2011年に生誕120周年を迎えるにあたり、その短くも充実した活動期間に残した作品を通じて劉生の画業を辿る回顧展となります。
重要文化財として名高い「麗子像」を描いた岸田劉生は、肖像画や風景画、また静物画など、あくまで写実に基礎を置きながらも独自の美意識をもって数々の傑作を生み出し、日本近代美術史を代表する屈指の天才画家として、高い評価を受け続けています。
17歳で黒田清輝が主宰する白馬会洋画研究所に学び、2年後には第4回文部省美術展覧会に入選するなど早くから才能の片鱗を見せた劉生は、雑誌「白樺」を通して知遇を得た武者小路実篤ら白樺同人との交流から「第二の誕生」を自覚します。
後期印象派の洗礼を受けながらも一転して、描くべき対象の内面にまで分け入るような精妙で神秘的にさえ見える写実を求め、「内なる美」の探究という他者の追随を許さない前人未到の困難な課題へと向かいました。さらには、宋元絵画や初期肉筆浮世絵、また南画などの東洋画への関心は、「でろり」という劉生独特の美意識に結実します。
夭折とも言えそうな38年の、けっして長くはない劉生の人生は、一連の麗子像に見られる周囲の人たちへの温かな眼差しと、画家として描くべき対象への厳しい視線が交錯し、日本人が油彩画を描くことの困難と可能性を全身全霊をもって示した ものでした。
本展では、愛娘を描いた数多くの麗子像をはじめ、「岸田の首狩り」と評判になった肖像画、さらには風景画や静物画も数多く紹介し、“近代洋画界の巨人”岸田劉生の生誕120周年にふさわしい大回顧展となります。
主な作品
岸田劉生 重要文化財≪麗子像≫
1921年
東京国立博物館 Image:TNM Image Archives
岸田劉生≪初夏の麦畑と石垣≫
1920年
神奈川県立近代美術館
岸田劉生≪自画像≫
1913年
豊田市美術館
岸田劉生≪麗子十六歳の像≫
1929年
ふくやま美術館
岸田劉生≪童女図(麗子立像≫
1923年
神奈川県立近代美術館
岸田劉生≪静物(湯呑と茶碗と林檎三つ≫
1917年
大阪市立近代美術館準備室
岸田劉生重要文化財≪道路と土手と塀(切通之写生)≫
1915年
東京国立近代美術館
講演会
●平成23年10月 1日(土) → 終了いたしました
「母・麗子を巡る思い出の人々」 岸田夏子氏
●平成23年10月 8日(土) → 終了いたしました
「劉生の起承転結」 篠雅廣(大阪市立美術館館長)
●平成23年10月22日(土) → 終了いたしました
「劉生と私」 酒井忠康氏(世田谷美術館館長)
●平成23年11月 5日(土) → 終了いたしました
「おとろえぬ名声―岸田劉生」 篠雅廣(大阪市立美術館館長)
時 間:いずれも、午後1時30分~3時
会 場:美術館1階講演会室
定 員:150名(当日午後1時~整理券を配布します。先着順)
*いずれも聴講は無料ですが、本展覧会の当日の観覧券が必要です。
れいこの日<10月15日>
れいこの日 <10月15日>
※終了いたしました
重要文化財「麗子像」は、1921年10月15日に完成しました。
これを記念して、当日ご来館いただいた「れいこ」さんにプレゼントを用意しています。
免許証や保険証などご本人のお名前が証明できるものをご持参ください。
れいこさん大集合!!!!
◇ ◆ 「れいこ」いっぱい ◆ ◇
「れいこ」さんの写真展。
当日(10/15)ご来館いただいた「れいこ」さんの写真撮影をします。
写真は、10月23日(日)まで美術館ロビーに掲示します。
「れいこ」さんではないあなたも参加できる!!!!
◇ ◆ 名前当てクイズ ◆ ◇
当日ご来館いただいた「れいこ」さんのうち、一番多い漢字は何でしょう? クイズに参加できるのは、当日会場にご来場された皆さんです。答えは当日会場でのみ受け付けます。正解者の中から抽選で、後日プレゼントをお送りします。正解はこのホームページで発表します
10月14日までにご来館される「れいこ」さんへ
ご来館時に、免許証や保険証などご本人のお名前が証明できるものをご持参ください。10月15日限定で本展に再入場できる「れいこさん特別再入場チケット」を受付でお渡しします。れいこの日には、ご来館時に使用した本展チケットの半券と、「れいこさん特別再入場チケット」、公的にお名前が証明できるものをご持参ください。
図録
価格:2,300円
272頁
◆◆宅配を希望される方◆◆
図録名と図録の代金を現金書留にて(本代2,300円+梱包費300円)
美術館あてに郵送してください。
代金到着後、送料着払いにて図録を送付致します。
宛先 〒543-0063 大阪市天王寺区茶臼山町1-82 大阪市立美術館
主催
大阪市立美術館、読売新聞社、読売テレビ