- 会期
- 平成21年(2009)7月7日(火)~7月20日(月・祝)
- 観覧料
一般700円(600円)、高大生500円(400円)
中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方、大阪市内在住の65歳以上の方は無料〔要証明(原本に限る)〕
※カッコ内は、20名以上の団体料金
展覧会概要
近畿地方を中心とした作家たちの公募作品を展示する「全関西美術展」。 本展は、昭和16年より開催しているもので、毎年、近畿地方を中心として四国や北陸などからも広く作品が集まり、2,000点以上に及ぶ公募作品の中から選ばれた入選作約1,000点と招待作家等の作品約300点を展示しています。 全関西美術展は、大阪の芸術振興を目的として、昭和16年に日本画・洋画・彫塑・美術工芸の4部門にわたる公募の総合美術展「大阪市展」として発足しました。その後、昭和24年には書芸部門が加わり5部門の公募展となり、翌25年には展覧会の内容充実を図るため、その名も「関西総合美術展」と改めました。また、昭和34年の大阪市制70周年記念展からは「関西展」と改め、さらに昭和47年には「全関西美術展」と改称しました。 日本画、洋画・版画、彫刻、工芸、書というように美術のあらゆる部門が備わり、その各々に著名な美術家の作品も含まれており、現代における関西の美術の流れを知るためには見逃すことのできない展覧会といえます。 現在の内容に改められた昭和25年以来、今年で55回を迎えるこの全関西美術展は、地方における公募展でもっとも長い歴史をもっており、美術館の長い歴史と伝統が感じられることでしょう。
授賞者一覧
全関西美術展賞 第1席
第1科 日本画
たまに日なたへ 髙 陽子
第2科 洋画
作品 20096 山根 康代
第3科 彫刻
空間外 徐 竜学
第4科 工芸
ミエナイトリデ 酒井 沙織
第5科 書
柳宋元詩 佐竹 辿嵬
全関西美術展賞
読売新聞大阪本社賞・読売テレビ賞
寄託賞
大阪の美術文化の振興のために開催されてきた全関西美術展の趣旨にご賛同いただいた企業からの協力により、各部門に数名ずつ寄託賞を設けています。
第1科 日本画
ターナー賞 【タ-ナ-色彩 株式会社】 松尾 浩子、竹内 恵利子 ガクブチの青光社賞 【株式会社 青光社】 島本 純江 ターレンス賞 【株式会社 ターレンスジャパン】 万代 里加 サクラクレパス賞 【株式会社 サクラクレパス】 中井 美智子
第2科 洋画
ターナー賞 【タ-ナ-色彩 株式会社】 松岡 美子、山本 正敏 ホルベイン賞 【ホルベイン工業 株式会社】 三木 和徳 ターレンス賞 【株式会社 ターレンスジャパン】 福家 省造 東洋クロス賞 【東洋クロス 株式会社】 木原 佐代子 マロニヱ賞 【マロニヱ社】 中谷 昭子 サクラアートサロン 【株式会社 サクラクレパス アートサロン事業部】 中森 順一
第3科 彫刻
髙島屋百貨店賞 【株式会社 髙島屋 大阪店】 大津 ヒロヨシ
第4科 工芸
近鉄百貨店賞 【株式会社 近鉄百貨店 本店】 加藤 敬 京阪百貨店賞 【株式会社 京阪百貨店】 山﨑 豊
第5科 書
大丸百貨店賞 【株式会社 大丸 大阪心斎橋店】 坂本 舜華 全日本書道連盟賞 【社団法人 日本書芸院】 宮本 龍勝、松井 蘭逕 全国書美術振興会賞 【社団法人 日本書芸院】 真野 石城、松原 三圃 日本書芸院賞 【社団法人 日本書芸院】 松井 朱華、井上 白玲、谷口 芝鳳、上田 黄華、最明 一江、、森嶋 陽子、澤田 佐代子、岸元 春琴、林出 衣吏子、岩田 瑤華、杉本 大昂、吉永 大珠、後藤 霜塘、江頭 瞳汐、芝崎 嵐翆、佐貫 省風、永井 涼子、林田 淑子、永野 紅峰、奥村 紅麗、仲村 竹城、野口 青舟、文能 霞峰、玉野 美舟、嵯峨 洛山、神吉 二平、寺田 濤雲、井後 雅堂、川越 汎舟
作品搬入・搬出、受付時間
作品搬入
平成21年(2009)6月29日(月)、6月30日(火) 午前10時~午後4時(正午~午後1時は除く)
作品搬出
選外作品 平成21年(2009)7月13日(月)、7月14日(火) 午前10時~午後4時(正午~午後1時は除く) 入選作品 運送業者の方は 平成21年(2009)7月22日(水)、7月23日(木) 午前10時~午後4時(正午~午後1時は除く) 個人搬出の方は 平成21年(2009)7月24日(金)、7月25日(土) 午前10時~午後4時(正午~午後1時は除く)
詳しくは「作品公募要項」をご覧下さい。
作品搬入・搬出路
主催
大阪市立美術館、読売新聞大阪本社
後援
読売テレビ