- 会期
- 平成19年(2007)8月14日(火)~9月2日(日)
- 観覧料
一般500円(団体400円)、高大生300円(団体200円)
※団体料金は20名以上中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方、大阪市内在住の 65歳以上の方は無料〔要証明〕
展覧会概要
本展では、イタリアのミラノ市とラ・トリエンナーレ・ディ・ミラノ財団の全面協力を得て、同財団が所蔵する椅子やランプなど、世界的に評価の高いデザイナー24名によるプロダクト作品約110点を展示します。実用性はもとより、斬新な造形と機能性、新しい素材を採り入れた作品を通して、世界のデザインをリードし続けてきたイタリアの豊かな創造力の魅力を紹介します。 この展覧会は、「IAAF世界陸上2007大阪」(8/25~9/2長居陸上競技場)の関連事業として、また昨年、姉妹都市提携25周年を迎えたミラノ市との交流事業として、大阪における国際文化交流事業のひとつとして開催します。 ミラノ市は紀元前4世紀からの歴史を有し、町並みには中世の名残りを留めながらも最新流行のファッションを発信する、歴史と時代の最先端を同居させた魅力的なまちです。そのファッションやビジネスのまちのイメージを造ったデザイン界の巨匠たち(イタリア語で「マエストリ」)の作品は、世界的に大きな影響を与え、町中や、日常生活の中で、今も息づいています。 今回の展覧会は、そのようなミラノの文化・芸術の魅力を伝えようとするもので、作品の一つひとつが魅力的であるのはもちろんですが、これらの芸術的なイタリアデザインを育んできたミラノという都市の持つ歴史や文化について理解いただく機会になればと考えています。
企画・制作
ラ・トリエンナーレ・ディ・ミラノ財団
監修
シルバーナ・アンニッキアリコ
展示計画
AR.CH.IT. ルーカ・チペッレッティ、ダニエレ・マストラパスクア
出展デザイナー
フランコ・アルビーニ Franco Albini ガエ・アウレンティ Gae Aulenti マリオ・ベリーニ Mario Bellini チニ・ボエリ Cini Boeri アンナ・カステッリ・フェリエーリ Anna Castelli Ferrieri アキッレ&ピエル・ジャコモ・カスティリオーニ Achille e Pier Giacomo Castiglioni アントニオ・チッテリオ Antonio Citterio ジョエ・コロンボ Joe Colombo ミケーレ・デ・ルッキ Michele De Lucchi ヴィーコ・マジストレッティ Vico Magistretti アンジェロ・マンジャロッティ Angelo Mangiarotti エンツォ・マーリ Enzo Mari アルベルト・メダ Alberto Meda アレッサンドロ・メンディーニ Alessandro Mendini ブルーノ・ムナーリ Bruno Munari ガエターノ・ペッシェ Gaetano Pesce ジオ・ポンティ Gio Ponti パオロ・リッツァート Paolo Rizzatto アルド・ロッシ Aldo Rossi デニス・サンタキアーラ Denis Santachiara リチャード・サッパー Richard Sapper エットレ・ソットサス Ettore Sottsass マルコ・ザヌーゾ Marco Zanuso
主催
大阪市、ミラノ市、大阪・ミラノ姉妹都市委員会、ラ・トリエンナーレ・ディ・ミラノ財団
後援
(財)IAAF世界陸上2007大阪組織委員会、大阪日伊協会
協力
アリタリア航空、日本通運株式会社