大阪市立美術館

特別展

クラーク財団日本美術コレクション ~アメリカから来た日本~

会期
平成14年5月28日(火)~6月30日(日)
観覧料

一般 1,200円(1,000円)
高大生 900円(700円)
中学生以下、身体障害者手帳等をお持ちの方は無料
※カッコ内は前売・20名以上の団体料金
※その他の減免規定についてはお問い合わせ下さい

展覧会概要

米国カリフォルニア州ハンフォードにあるクラーク財団は、ウィラード・クラークおよびエリザベス・クラーク夫妻により設立されました。クラーク財団には日本美術のコレクションとその研究センターが含まれ、今回その特色ある日本美術コレクションの里帰りを果たし、一堂に展観するものです。 クラーク・コレクションの日本美術は、仏像・仏画、中世水墨画、江戸時代狩野派、琳派、文人画・俳画、写生派、浮世絵など、幅広い分野を網羅しており、日本美術の特色がアメリカ国民に正しく理解され愛好されることについて多大な貢献を果たしてきました。しかもこのコレクションの特長はアメリカ人の目から見た日本美術の特質や面白みというものがはっきりと表れている点で、今回の里帰り展によってわれわれ自身、日本文化の再発見を促されることになると考えます。本展では仏像5点、屏風16件、掛軸70件程の展観となりますが、クラーク・コレクションはこれまで日本に詳しく紹介される機会がなく、その全貌は今回初めて公になります。

主な出品作品

大威徳明王像 木造 鎌倉時代

伝秋月等観「花鳥図」 紙本淡彩 6曲1双 室町時代

「蹴鞠図」 紙本金地着色 6曲1双 桃山時代

梅林斎雪山「達磨と美人図」 紙本着色 1幅 江戸時代後期

曾我蕭白(1730~81)「群鶴図」 紙本墨画 6曲1双 江戸時代後期

上田耕冲(1819~1911)「牧童図」 絹本着色 1幅 明治時代

関連イベント

時間 / いずれも、午後1時30分~3時
場所 / 当館1階 講演会室
定員 / 150名 (当日、午後1時より先着順で整理券を配布します。)
※ 聴講は無料ですが、本展の観覧券が必要です。

6月1日(土)

『クラ-ク財団の大威徳明王像について』 ア-モスト大学美術学部教授 サミュエル・モ-ス氏 (逐次通訳がつきます。)

6月9日(土)

『アメリカにおける日本美術コレクション』 当館館長 蓑 豊

主催

大阪市立美術館、日本経済新聞社

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