平成25年度インターンシップの申し込みは終了しました。
- 投稿日時
- 2013/04/17
募集要項
大阪市立美術館インターンシップ制度
1 趣旨
大阪市立美術館では、将来学芸員をはじめ美術館に関わる仕事に就くことを希望している方
を対象に、人材の育成と当館の活動をより広く理解していただくことを目的として、インターン
(研修生)を募集します。
2 研修内容
平常展、特別展を中心に学芸業務全般に関して、当館学芸員と共に携わっていただきます。
※研修内容の詳細については別紙をご参照ください。
3 受入対象
大学院在学中もしくは修了者で、美術史や美術・文化に関連する分野を専攻する者、または
同程度の能力・経験を有する者。
4 受入人数
若干名
5 研修場所 / 期間
大阪市立美術館ほか 2013年5月中旬~2014年3月31日 [10ヶ月程度]
6 研修日 / 時間
原則として、1~2週に1日程度
※ 研修日については、相談に応じます。
※ なお担当する業務の進捗状況により、連続する場合もあります。
9:30 ~ 17:00 [昼休み1時間程度]
7 受入条件
(1) インターンの報酬は無償とします。
(2) 交通費/食費は支給しません。
(3) 傷害保険に加入していただきます(費用は美術館で負担します)。
(4) 当館とインターンとの間で誓約書を交わしていただきます。
8 応募方法等
(1)応募書類
◇ エントリーシート
◇ 小論文 課題「大阪市立美術館インターンシップで学びたいこと」1200字程度
(2)応募締切 2013年4月10日 必着
(3)書類の提出 封筒に「インターンシップ制度応募書類在中」と朱書し、下記宛先に送付してください。
大阪市立美術館
〒543-0063 大阪市天王寺区茶臼山町1-82
(4)選考と通知 応募書類と面接により選考します。
一次審査[書類選考] 結果通知 4月中旬
二次審査[面接] 4月下旬
最終結果 通知 5月上旬
9 修了証 規定時間[150時間以上]、研修を修了した方に対し、修了証を交付します。
※ 応募書類は返却しません。
※ 応募書類は選考に関わる手続き以外には使用せず、選考後は当館が責任をもって廃棄します。
お問い合わせ
大阪市立美術館 ℡ 06-6771-4874
学芸担当 弓野隆之
研修内容の詳細と担当学芸員(予定)
A 中国書画(担当 弓野隆之)
館蔵・寄託の中国書画作品の基本調査と、そのデータベース化を進めるための作業を補助していただくとともに、年度内の展示にむけた一連の業務を学芸員とともに行う。また、将来の特別展に向けた資料調査などにも加わっていただきたい。
B 中・近世絵画(担当 知念理)
狩野・長谷川・雲谷・海北・曽我・土佐・住吉・岩佐・宗達光琳など、諸画派による作品のほか、肖像画、説話・縁起絵、物語絵、風俗画なども含み、広く中・近世の絵画作品に関心がある人。美術館における鑑賞教育にも関心がある人が望ましい。
本研修では以下のような内容を実施する予定である。
1)特集展示「たっぷり見たい屏風絵Ⅱ」、特別展「大阪の至宝」(仮称)の企画、普及事業に関わる学芸業務の補助。
2)館蔵、寄託の中・近世絵画作品の調書、台帳整備に関わる諸作業の補助。
C 近世・近代絵画(担当 秋田達也)
日本の近世絵画(主に18世紀以降)や近代日本画に関する展示の準備などを担当学芸員とともに行う。作品に関する基本的な知識を有し、興味を持って諸作業に臨める人が望ましい。
D 工芸 (担当 守屋雅史)
江戸期~昭和初期の収蔵工芸品や煎茶関連資料(刊本類)の整理業務、およびテーマ展(平常展)の準備業務を担当学芸とともに行うことで、学芸員としての基本的な技術の習得や作業内容の理解を目指す。
E 近世~近代美術工芸(担当・土井久美子)
江戸から明治までの収蔵工芸品の整理、データベース化、テーマ展示の企画、特別展の企画などのうち、興味のある内容について、美術館の日常業務のなかで実践的に学ぶ。パソコンの基礎的知識があり、画像入力、データベース作業ができることが望ましい。
F 仏教彫刻・工芸 (担当 齋藤龍一)
仏教美術(日本・中国)の展覧会開催に関わる、作品調査・図録/広報物制作準備・展示作業など一連の作業を担当学芸員とともに行う。専攻分野は問わないがひろく展覧会の企画・実施に関心があり、パソコンでの基本的なデータ整理、画像入力ができることが望ましい。
◆ここに記された研修内容はあくまで予定であり、実際には内容が異なる場合もあります。
基本的には、担当学芸員と採用されたインターンの方との相談により研修内容を決めていく予定です。