大阪市立美術館では、災害等発生時の館内放送内容に「やさしい日本語」を取り入れています。
「やさしい日本語」を放送内容に取り入れる目的
大阪市立美術館では、万が一、災害などが発生した場合、館内放送等により被害の状況や、避難の方法をお知らせすることとしています。
その中で、子どもや障がい者、外国人などにも伝わりやすい「やさしい日本語」を用いた放送内容を流すことにより、一人でも多くの方が、迅速かつ安全に行動ができるよう実施するもので、災害等による人的被害を最小限に抑えることを目的としています。
災害発生時の放送内容
大阪市立美術館では、火災や震災など、災害等の発生原因や発生箇所等の状況を確認したうえで、次に掲載している例文をもとに、その場の状況に応じた放送を行います。
館内放送例文
【地震(避難の必要のない程度の地震の場合)】
○時○分ごろ、 ○○で 地震が ありました。
震源地は ○○で、 震度○、 大阪市立美術館の 近くの 震度は ○です。
建物の 中は 安全です。
エレベーターは 使えません。
このあとも 余震に 気を付けて ください。
【地震】
地震です。
展示ケースの ガラスから 離れて ください。
安全な ところへ 逃げて ください。
前の 人を 押さないで ください。
エレベーターは 使えません。
建物の 外に 出るときは 上から 落ちるものに 気を付けて ください。
このあとも 余震に 気を付けて ください。
【火災】
火事です。 ○階○○が 火事です。
すぐに 1階へ 降りて ください。
建物の 外へ 逃げて ください。
エレベーターは 使えません。
前の 人を 押さないで ください。
順番に 階段を 下りて ください。
【停電】
ただいま 電気が とまっています。
エレベーターは 使えません。
前の 人を 押さないで ください。
順番に 階段を 下りて ください。