大阪市立美術館

コレクション展

よそおう ― 化粧道具 ―

会期
2019年8月10日(土)~2019年9月29日(日)
時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)※災害などにより臨時に休館となる場合あり。
休館日
月曜日(祝日の場合は開館し、翌火曜日休館。ただし、8月13日は開館)
料金

一般300円(団体150円)、高大生200円(団体100円)
※中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)
※団体料金は20名以上。

開催概要

古より「色の白きは七難隠す」という諺があるように、これは江戸時代の女性にも存在した美意識であったようです。当時は、白粉をはじめとする化粧の慣習が一般にも広がり、様々な形状の化粧道具が生まれた時代でもありました。紅板と称する携帯用のリップパレットが登場するのもこの頃からで、蒔絵・象嵌などで美しく装飾され、重宝されました。本展示では、江戸時代の化粧道具を中心に紹介いたします。

主な作品

《菊木地蒔絵紅板》 (きくきじ まきえ べにいた) 

江戸-明治時代・19-20世紀
本館蔵(カザールコレクション)
Beni-ita : Lip Palette with maki-e

作品リスト

ギャラリートーク

日時:9月8日(日)11:00~(約15分)
集合場所:2階展示室入口

会場風景

展示会場

Exhibition Room

さまざまな素材・技法等を駆使している簪(かんざし)の数々

Various hairpins with many types of materials, art craft techniques, designs and shapes…

《桜花簪》(部分) (さくらはなかんざし)

Kanzashi : a two-prong metal hairpin with coral and seashell ornaments formed as cherry branch on top

《木蓮変わり簪》(部分) (もくれんかわりかんざし)

Kanzashi : a hairpin with design of magnolia on top

四季折々の意匠や幾何学模様をあしらう櫛・笄(こうがい)等の数々

Various hair accessories depicting the motifs of four seasons or geometric patterns

《梅透彫櫛》 (うめすかしぼりくし)

Kushi : an ivory comb in red,design of plum tree in open work

《万年青蒔絵櫛》 (おもとまきえくし)

Kushi : a maki-e lacquered comb,design of Japanese rhodea

《冬柏蒔絵螺鈿櫛》 (ふゆかしわまきえらでんくし)

Kushi : a comb covered in gold lacquer with mother-of-pearl work, design of Japanese emperor oak

《松葉色紙散蒔絵櫛・笄》 (まつばにしきしちらしまきえくし・こうがい)

Kushi・Kōgai :  a set of wooden comb and hair stick,  repeated pattern of pine-needles and square papers

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