- 会期
2025年4月1日(火)~6月15日(日)
- 時間
- 9:30~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日
- 月曜日(4月28日、5月5日は開館) ※災害などにより臨時で休館となる場合があります。
- 料金
一般500円(団体400円)、高大生200円(団体160円)
※中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)
※団体料金は20名以上。
開催概要
仏像には造られた時代の様式があり、各時代の特色を持っています。それぞれ特色のある相貌の様式を持っているため、お顔を見ればある程度、造立年代を判定することが可能です。また、造立銘のある像を「基準作」と呼び、その仏像を物差しとして比較し、仏像の造立年代が研究されます。
大阪市立美術館は、我が国屈指の質量をほこる中国の仏像を所有しています。特に北魏時代(386-535)の石仏は優品が多く、世界的なコレクションとして著名です。今回の展示では、雲岡石窟や龍門石窟、天龍山石窟などの、中国を代表する石窟の仏像の頭部をはじめ、造像銘のある基準作を展示することで、当館のバラエティ豊かな中国の仏像をご紹介します。
主な作品
四面像(涅槃場面)
大阪市立美術館蔵 山口コレクション
如来三尊像
北魏 6世紀前半 大阪市立美術館蔵 上本俊平氏寄贈
石造 如来立像頭部
伝雲岡石窟 将来 北魏 5世紀後半 大阪市立美術館蔵 小野コレクション