大阪市立美術館

コレクション展

雛人形

会期

2月19日(土)~3月21日(月・祝)

二代山川永徳齋

(1858-1928)明治〜大正期 20世紀

展覧会概要

三月三日は季節の節目である五節句の一つ、上巳の節句にあたります。この日は雛祭りともいわれ、雛人形をかざり女の子の成長を祈ります。雛飾りの風習は江戸時代、平安貴族の間でおこなわれた雛あそび、上巳の節句に行われたお祓いの儀式が結びついて行われるようになったといわれます。江戸時代の後期には、宮中の装束を写した「有職雛」、現代の雛人形に繋がる「古今雛」などが現れます。
今回の展観では雛祭りの季節にあわせて、京都の「丸平」大木平蔵、東京の永徳斎という東西の名匠による明治末〜昭和初期に製作された雛人形を陳列いたします。

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