大阪市立美術館

特別展

こども展 名画にみるこどもと画家の絆

平成26年7月19日(土)~10月13日(月・祝)

時間
午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
月曜日(ただし、7/21、9/15、10/13は開館、7/22、9/16は休館)

一般 1,500円(1,300円)、高大生1,000円(800円)

※( )内は、20名以上の団体料金

※中学生以下、障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)

※本展は、大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です。

※観覧券は、チケットぴあ(Pコード:766-195)、ローソン(Lコード:52047)、セブン・イレブン(セブンコード:030-550)、イープラス(http://eplus.jp)、CNプレイガイド(TEL.0570-08-9999)、楽天チケット(http://r-t.jp/kodomotenosk)など、主要プレイガイド、コンビニエンスストアなどでもお買い求めいただけます。
(チケットの購入時に手数料がかかる場合があります。)

※前売券の販売は終了しました。

主催
大阪市立美術館、読売テレビ、読売新聞社
企画支援
オルセー美術館、オランジュリー美術館
特別協賛
木下工務店
協賛
大日本印刷、損保ジャパン・日本興亜損保、岩谷産業、関西アーバン銀行、きんでん、パナソニック
協力
エールフランス航空、日本通運
企画協力
NTVヨーロッパ

概要

※本展覧会は終了しました。

この展覧会はパリ・オランジュリー美術館で開催された展覧会“Les enfants modèles”(「モデルとなった子どもたち」と「模範的な子どもたち」のダブルネーミング)を日本向けに再構成したものです。

テーマは描かれた側=モデルとなった子どもの体験と、描いた側=子どもたちの親、または子どもたちと親しい関係にあった画家の想いです。画家に焦点を当て、その技術や特徴を鑑賞するという従来の展覧会の枠組みを超えて、子どもたちの目線を通じて作品に秘められたメッセージやエピソードを読み解くという、絵画の新しい鑑賞方法を提案する画期的な展覧会となります。

モネ、ルノワール、ルソー、マティス、ピカソを始めとする18~20世紀の主にフランスで活躍した画家たち47人による、86点の作品が出展されます。オランジュリー美術館といえばモネの「睡蓮」の連作で有名ですが、そのモネが描いた次男のミシェルはまだ2歳、愛情あふれるタッチで描かれた可愛らしい姿です。ルノワールは自身の子どものみならず、交流の深かった印象派の女流画家ベルト・モリゾの娘、ジュリー・マネの8歳の猫を抱く姿を描いています。ルソーの作品は、彼が生涯に描いたと確認されている4枚の子どもの絵のうちの1点となる、たいへん貴重なものです。ドニが三男のフランソワ、通称アコがトランペットを吹く姿を描いた作品は、ドニ家が代々大切にしてきたもので、本展覧会の趣旨にご賛同頂いたご遺族の協力のもと、日本で初公開されることになりました。

こうした作品を通じて、「描く側=大人」たちは何を残そうとし、「描かれる側=子ども」たちは当時何を想ったのでしょうか。肖像画の変遷と時代の変化を辿りながら、作品に秘められた両者の想いに迫ります。

※本展は、2014年4月19日~6月29日に東京の森アーツセンターギャラリーで開催された「こども展」の巡回展です。

主な展示

ジュリー・マネの肖像、あるいは猫を抱く子ども

ピエール=オーギュスト・ルノワール

1887年 オルセー美術館
© RMN-Grand Palais (musée d’Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF – DNPartcom

人形を抱く子ども

アンリ・ルソー

1904-05年頃 オランジュリー美術館
© RMN-Grand Palais (musée de l’Orangerie) / Franck Raux / distributed by AMF – DNPartcom

トランペットを吹くアコ

モーリス・ドニ

1919年 個人蔵
© Archives du catalogue raisonné MD
Photo: Olivier Goulet

公式HP

◆こども展 公式HP
http://www.ytv.co.jp/kodomoten/

記念講演会

★スケジュール
・7/26(土)13:30~15:00
「こどもを描く-画家のあたらしいテーマ」
・8/9(土) 13:30~15:00
「こどものいる風景-画家のちょっとした工夫-」
・9/13(土) 13:30~15:00
「東西こども談義-ニッポンのこどもだってがんばった!」

★講師:篠 雅廣(大阪市立美術館長)
★場所:大阪市立美術館1階 美術ホール
★定員:100名(先着順。当日13時より整理券配布)

※聴講無料ですが、講演会当日の観覧券が必要です。

割引券

下記の"当日割引券”をクリックし、開いたページをそのまま印刷してご持参ください。

相互割引

あべのハルカス美術館では、平成26年8月5日(火)~9月28日(日)に「デュフィ展」を開催。「こども展」の観覧券(半券可)をあべのハルカス美術館の窓口でご提示いただくと、当日券を100円引きで購入いただけます。

※同様に「デュフィ展」の観覧券(半券可)を大阪市立美術館の「こども展」窓口でご提示いただくと、当日券を100円引きで販売いたします。

音声ガイド

<一般版> 所要時間:約35分、貸出価格:1台520円(税込)
ナビゲーターは竹内まりやさん。画家自身、そしてモデルになったこどもたちの個度場を織り交ぜながら、絵にまつわる心温まるエピソードをたっぷり紹介します。

<ジュニア版> 所要時間:約30分、貸出価格:1台520円(税込)
迷子の子猫と画家の楽しい掛け合いで展覧会をご案内。クイズもあります。

図録

販売価格:2,100円(税込)
 B5変形判
 252ページ
 カラー/モノクロ(出展作品図版はすべてカラー)

※図録は美術館内の特別展ショップで販売します。

特記事項

展覧会会場の温度・湿度・照明は、作品保護に関する国際的標準と慣例及び所蔵美術館の貸出条件に従って厳密に管理されています。会場内の温度は低く設定していますので、体調管理のしやすい服装でのご来館をおすすめします。

会場風景

会場入口

愛らしいこどもたちのフラッグがお出迎えします。

展示室内

※写真は内覧会時に撮影したものを使用しています。
展示室内での撮影はご遠慮いただいておりますので、何卒ご了承ください。

特別展ショップ

図録、ポストカード、こども展オリジナル紅茶などを販売。

撮影ポイント(玄関ホール内)

玄関ホールに撮影ポイントを設けました。
ルノワールの描いたかわいい少女と一緒に記念撮影をどうぞ。

スタンプラリー

「こども展」×「デュフィ展」タイアップ・スタンプラリー Bonjour ABENO

「こども展」とあべのハルカス美術館の「デュフィ展」の展覧会スタンプ2つ+参加施設スタンプ1つの合計3つを集めると、限定オリジナルポストカード(2枚組)をプレゼント。

・実施期間 平成26年8月5日(火)~9月28日(日)

・スタンプ必須ポイント
「こども展」大阪市立美術館 受付
「デュフィ展」あべのハルカス美術館 展示室出口付近

・参加施設(スタンプ設置場所)
「あべのアポロシネマ」ルシアスビル4F
「あべのキューズモール」B1Fインフォメーション横
「天王寺ミオ」本館10階西側エレベーター前、プラザ館4F北側エレベーター前
「あべのand」1階正面北入口

★プレゼント交換場所
スタンプが3つ押印されたカードを、大阪市立美術館本館受付、またはあべのハルカス美術館ミュージアムショップでご呈示ください。

※あべのハルカス美術館での「デュフィ展」は9/28、「こども展」は10/13で閉幕し、スタンプラリーも終了しました。
たくさんのご来場ありがとうございました。

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